SPL2016公開

今年度の本学司書課程紀要を学術リポジトリのこちらに公開しました。手前味噌ですが、充実の内容になったと思います。特に、巻頭の二つの特集(公開講演会記録)は、必読ですわ。日本語訳もありますからねっ。 アメリカからいらしていただいた、キャロル・ダ…

『われらの子ども』

もう20年以上前のことになっているが、教育学をやっぱり学びたいと考えて大学院に進学した(学部時代は国文学を専攻していたので、専攻を変えたのだ)。そのときに漠然と考えていたのは、親とは違う関係性で子どもと関わる存在になりたい、ということであっ…

アバディーンの図書館

図書館情報学のオンライン・プログラムを提供しているRobert Gordon Universityで教育の実態についてインタビュー調査をするために、スコットランドのアバディーンに行ってきました。アバディーンに3日、滞在した間に訪れた図書館について、ここにも少し書い…

アウシュビッツ。。。

なるべく感情的にならないで、もう少しだけアウシュビッツについて書いておこうと思います。 こちら、アバディーンに来てから、2つの学校図書館と、公共図書館と大学図書館を1館ずつを見学しました。明日、最後に1館、大学図書館を見学するつもりです。これ…

ワルシャワでの図書館見学

スコットランドのアバディーンという街に調査に来ています。ここには昨晩(26日)深夜に着いたのですが、この前、ポーランドにちょっとお休み取る形で寄ってきました。司書課程で学んでいた学生が、ワルシャワ大学に交換留学で行っていて、彼女に会いに行っ…

上海での調査

上海に弾丸ツアーで調査に行ってきました。 The Western International School of Shanghai(WISS)というインターナショナル・スクールのヘッド・ライブラリアンの方へのインタビュー調査でした。彼女はスコットランドの出身で、post-graduateのライブラリ…

立教大学司書課程の科目等履修生制度

先日、白百合女子大学で、司書課程・司書教諭課程の今井福司先生が実施してくださった、Joan Portell Rifà先生の公開講演会、大変内容が充実しておりまして、現在、youtube版、文字起こし版の作成中です。どうぞお楽しみに〜。Portell先生は、立教大学客員研…

バルセロナからの客員研究員

2012年度にバルセロナに調査に行きました。バルセロナ自治大学の教育学・文学系の学部とバルセロナ大学の図書館情報学部が合同で提供している、学校図書館と読書推進の修士号プログラムについての調査、というのがメインの目的でした。国立青少年教育振興機…

シンポジウム最終回+アメリカ大統領選挙

前回のブログエントリで書きましたが、連続公開シンポジウムが来週11月20日(日)午後で最終回になります。大阪教育大学得天王寺キャンパスにて。実践共有は、家城清美先生(同志社大学非常勤講師)、足立正治先生(元・甲南高等学校教諭;元・大阪樟蔭女子…

連続公開シンポ「司書教諭資格付与科目の教育実践を検討する」ファイナル

いよいよ、最終段階にきました。以下のとおり、2度、大阪教育大学天王寺キャンパスにて開催いたします。 2016年9月24日(土曜日)13:15-15:50 「情報メディアの活用」の教育実践@天王寺キャンパス西館第9講義室 パネラーは、今井福司先生、中島幸子先生、森…

香港!

オハイオから帰国し成田に一泊して、すぐに、学生3人といっしょに、香港に渡りました。学生たちはまだ香港ですが、私だけは帰国しました。さて、学生たちの香港行きは何が目的でしょう?---ただの図書館見学ではございません。図書館実習です。今年度から、…

OHIO! II

今日の写真は、オハイオ州立大学(Ohio State University)のトンプソン図書館(Thompson Library)です。こちら、複数の受賞歴があって有名だと思います。なんと約100億円をかけてリノベーションを行ったものだそうで、いやあ、すごかったです。コレクショ…

OHIO!

シラキュースで4泊ののち、オハイオ州の州都コロンバスに、2016年のIFLAの年次大会に参加するために移動して、あっという間にまた4日が過ぎました。 さて、今年のIFLAですが、アメリカの図書館およびアメリカのライブラリアンシップをモデルとしているような…

シラキュースから学校司書のモデルカリキュラムに一言

調査をしようと、シラキュース大学に昨日から来ています。車を借りなかったら、思っていたよりも田舎というか、ド大学町のようで、キャンパスに止め置かれているかのようになっております(笑)。アメリカでLISの名門校とされるところって(一例としてUS New…

連続公開シンポジウム「司書教諭資格付与科目の教育実践を検討する」第3回

以下のとおりで実施いたします。 朝比奈大作先生という読書指導、学校図書館の研究者から、どのような授業実践をしておられるのかをうかがう機会はこれまでにも無かったのではないでしょうか。伏してお願いし、ご登壇いただきます。そして、野口久美子さんと…

学校司書の資格・養成等に関する作業部会(第1回)配付資料を見て

こちらに上がっており、見ました。資料8、9に脱力。 特に、資料9の表5にあがっているようなことを、現在の司書資格付与プログラムと司書教諭資格付与プログラム、そして教員免許状付与プログラムの中で、私が勤務校でやるとなった場合、授業が大混乱すること…

司書教諭資格付与課程教育実践共有の会第2回

さて、今週末、5月29日日曜日に、標記の会合を開催いたします。今回は「学校図書館メディアの構成」を取り上げます。場所は、立教大学池袋キャンパス1号館1階1104教室です。キャンパスマップはこちら。1号館は別称、本館で、時計台のある建物です。1918年に…

「一世紀前の「新しい美術館」と「新しい図書館」」

立教大学池袋キャンパスにて、来月26日に、「一世紀前の「新しい美術館」と「新しい図書館」:ジョン・コットン・デイナ、根源的民主主義者の仕事」と題するアメリカのラマポ・カレッジ名誉教授のキャロル・ダンカン(Carol Duncan)先生の公開講演会を実施…

ひーーここまでだったか、学校司書の雇用実態(都立高校)

「東京都立高校・学校図書館(室)管理業務委託のおぞましい実態」なるブログ記事を読んで(著者に了解を得ていないのでリンクは貼りませんが、検索すればすぐ出てきます)、はてなブックマークの同ブログ記事に対するコメント欄を読んだ。いやあ、驚きです。…

学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議(第4回)議事録等

いやあ、標記の議事録と配布資料を見て、ほんとうにクラクラシマシタ。 第4回議事録の冒頭の「第3回会議におきまして、加藤委員よりヒアリング団体に対し、質問を行いたい委員もいるのではないかとの御発案がありました。これに関して、武島委員より御質問が…

司書教諭資格付与科目の実践共有<学校経営と学校図書館>事後補足+"子ども哲学"紹介動画

昨日は、とてもいい質疑応答となり、大感激でした。もう少し時間があればよかったかなとも思いますが、記録を作って公開しますので、その記録に、注釈を付けるなどして、論点がクリアに見えてくるようにしたいと思っています。お楽しみに。 さて、昨日の私へ…

来週末は森美術館→立教大学へ?!

森美術館で開催中の村上隆センセーの五百羅漢図展、やっと行ってきました。ドーハ、ベルサイユ宮殿、でおもしろそーなことをやっていても、そこまでは行けるわけもございませんでした。やっと、東京で、ということで、楽しみにしていましたが、はじまってみ…

「図書館の自由」と学校図書館の話もう少し

前回のエントリで、日本の学校図書館関係者による図書館の自由の"偏"重が戦後の学校図書館史に及ぼした影響について示唆した。そのことをつらつら考えていたら、勤務先の修士論文の公開審査会で、堀尾輝久先生の国民の教育権論について取りあげたものがあり…

『大学図書館専門職員の歴史:戦後日本で設置・教育を妨げた要因とは』

標記のご本を、著者の利根川樹美子さんからお送りいただきまして、この戦後の図書館史研究がこうして1冊の本にまとまったのを見て、その"迫力"に、一言書こうと思いました。その時代を知る人もまだ多く生きている戦後史が、こうして詳細に、かつある意味で大…

「司書教諭資格付与科目実践共有の会」

2016年一年をかけて、立教大学池袋キャンパスを会場として、標題の会合をもつことにいたしました。初回は3月で、5、7、9、11月の隔月の土曜日もしくは日曜日で実施するべく、計画中です。司書教諭資格付与のための必修科目として司書教諭講習規程に定められ…

「図書館とソーシャル・キャピタル」事後

昨晩、実施いたしました。柴内康文先生の講演会「図書館とソーシャル・キャピタル」。いやーよかったです。来年の春に、本学司書課程紀要で記録を出しますので、皆さまご覧ください。本学の学術リポジトリからになります(学校・社会教育講座→St. Paul's Lib…

「図書館とソーシャル・キャピタル」

うれしいよーー!!柴内康文先生をお迎えして、2015年12月18日(金)の18:20〜20:20に、池袋キャンパスにて、公開講演会を開催いたします。詳細はこちら。 いつものことながら、私は動員をかけるようなことを一切しないので、大きな集まりにはならないと思い…

教科書を書きました。

このたび、樹村房から、司書教諭資格取得のための必修科目「学校経営と学校図書館」について、教科書を出版しました。こちらです。 大変に思い悩むところの多い今日この頃、このタイミングでの出版に、とまどいはありました。しかし、いつがベストタイミング…

某調査研究協力者会議の議事録を読んで。

いやあ。理屈に合わない制度を作ってしまってそれに基づいて何かしようとすると、こんなに混乱して大変なんですね、っていうのが感想です。原点に立ち返って制度を修正するのは早い方がいいと思うけど、法改正直後ではそんな議論できるわけもないし、このま…

「多文化」と図書館

ちょっと、思索不十分な話題で、断片的な書き方になりますが。 図書館の多文化サービス(multicultural library services)は、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリアの図書館の実践なんかが基本的には好意的に紹介されてきて、日本でも当たり前のように行…