イザ!対話集会

来たれ、若者。そう、若者、いらしてください。まだ業界に入っていない若者、で、特に学校図書館でほんきで働きたい若者!事前申込制です。

本の学校図書館専門職員はどうあるべきか:論点整理と展望

【概要】
 いわゆる学校司書の法制化が話題になっています。来年には、学校図書館法の成立から60年を迎えます。ここで、日本の学校図書館界の歴史の全体像を把握したうえで、未来に向けて、可能な限りよい専門職員像を広く共有できればと思います。
 当日は、日本の学校図書館がご専門の塩見昇氏をお迎えし、氏の歴史認識に基づく、日本の学校図書館専門職についての将来展望をうかがいます。また、グローバル化時代における学校カリキュラムと学校図書館専門職養成のあり方の観点から、LIPER3研究代表者の根本彰がコメントします。
 じゅうぶんな対話のお時間をとりたいと思いますので、みなさま、ぜひお誘い合わせのうえ、ふるってご参加ください。

【日程・場所】
2012年12月1日(土)13:30〜17: 00
東京大学本郷キャンパス教育学部156 教室
参加費無料(定員100 名、会場準備のため事前登録が必要です)

【スケジュール・登壇者】
13:00 受付開始
13:30〜14:30 塩見昇(大阪教育大学名誉教授)
      「日本学校図書館職員史と今後への展望」
14:30〜15:00 根本彰(東京大学大学院教育学研究科教授)
      「21世紀のカリキュラム展開と学校図書館職員養成」
15:15〜16:55 フロアを交えて自由討議
16:55〜17:00 閉会の挨拶
          堀川照代(青山学院女子短期大学教授)
             司会:中村百合子(立教大学文学部准教授)

【事前登録・詳細】
http://panflute.p.u-tokyo.ac.jp/liper3/
※Web上にチラシPDFがアップロードされておりますので、周りの方への広報等でご活用いただければ幸いです。
 なお、登録無しの参加も受け付けますが、来場多数の場合、事前登録がお済みの方を優先し、登録無しの方の入場をお断りすることがあります。あらかじめご了承ください。

【登壇者プロフィール】
塩見昇(大阪教育大学名誉教授)
京都大学教育学部卒業。大阪市立図書館勤務。大阪教育大学教授、附属図書館長を務める。日本図書館協会理事長。『日本学校図書館史』(全国学図書館協議会、1986)では、明治期から占領終了後の学校図書館法が成立する時期までを描き、戦前と戦後における学校図書館運動の連続性を指摘した。その後も『学校図書館職員論』(教育史料出版会、2000)、『教育を変える学校図書館』(風間書房、2006)等、数多くの著作を発表している。

根本彰(東京大学大学院教育学研究科教授)
東京大学大学院教育学研究科修了。図書館情報大学助教授を経て、現職。専門は図書館情報学日本図書館情報学会会長。編著書に『探究学習と図書館』(学文社、2012)などがある。

【主催】
LIPER3プロジェクト
(Library and Information Professions and Educations Renewal、
 科学研究費プロジェクト「図書館情報学教育を高度化するための研究基盤形成」(基盤研究A)