「箱入りじいさんの94年。」

 上記対談、やなせさんのお話は面白いが、糸井さんの相変わらずの頭の回転の速さ、視野の広さに圧倒されたような。図書館の世界も、こういう方たちにおもしろいと思ってもらえるようでありたいなと私個人は。そして、糸井さんの「役に立ちたいんですか、やっぱり誰かの。」という問いかけに対して、やなせさんが、「ああ、そう、役に立ちたいしね、人を喜ばせたい。人が喜ぶのがいちばん好きなの。」と。このやりとりがすばらしい。librarianshipの超・超基本はこれだよね。ここが無いとさみしい。というか、librarianshipの実践は、成立しているような感じがすることがたとえあっても、ほんとうにはしていないんじゃなかろか。