「調べ学習」批判、これどうなの?

 この読売新聞の記事、どうでしょう?

 徳島大で論文の書き方を指導する山口裕之准教授(43)は、ネットの文章を丸写しした新入生を注意したところ、「一生懸命調べてきたのに、なぜダメなんですか?」と困惑された経験が何度もある。

 学生の話から浮かび上がったのが、小中高校の「調べ学習」の影響だ。「ネットで『答え』を探してまとめればよいと勘違いしてしまったのでは」と推測する。

 なるほど〜(←どうでもいいが、某女史の記者会見の「なるほど〜」を見てから、私は過去、よく使っていたこの返しを、ほとんど言わなくなった。こんなにいらっとする言い方があるのかと。ま、口調があるとは思いますが。←なんにしても、わたしがほんとにちっちゃい人間なのがわかる話ですがね(笑)。
 調べ学習って、ぴんきりではあるのでしょうが、引用指導をしない調べ学習ってあるんでしょうか。写し学習はあるにしても、引用指導をしない写しでもOKなんてこと、小学校でもあるの?(この記事は、ツイッターでも、若干、話題にしている人たちがいるので、関心のある方は検索どーぞ。)
 以上、以前から書いている、国際子どもの「調べものの部屋」開室準備の調査研究(こちら)にも関連。