学校図書館法改正についてのフリートークの会
<20137.22、第1パラグラフの記述を訂正しました。学校図書館部会の参加者決定の方針についての情報が誤っておりました。心よりお詫び申しあげます。>
来週、7月25日(木曜日)の午後に、日本図書館協会の図書館学教育部会と学校図書館部会の会員が集まり、学校図書館法改正についての自由な意見交換の場をもつそうです。私は当日、大学院の指導と震災関連の研究会があって欠席ですが、図書館学教育部会の部会員の方は自由に参加できるということですので、ぜひいらしていただきたいと思います。詳細は、図書館学教育部会にお尋ねくださいませ。
「司書」という職名は、これまでは、公共図書館について定めた図書館法に以下のように書かれていることから、公共図書館の専門職の呼称だったと思います。
(司書及び司書補)
第四条 図書館に置かれる専門的職員を司書及び司書補と称する。
2 司書は、図書館の専門的事務に従事する。
3 司書補は、司書の職務を助ける。
「司書教諭」は、「教諭」が後ろに来ており、教諭職であることが軸となっていると思われ、また実際に学校図書館法で教諭をもって充てるとされています。
学校図書館法の改正によって、「司書」という2文字が新たに法律に刻まれるとなれば、それは現在の「司書」職にも必ず影響を及ぼします。日本図書館協会の意見表明は、協会全体で話し合った末にするべきだと思っています。25日は、一定程度参加者が限定されてはいますが、重要な会合だと思いますので、参加の権利があり可能な方はぜひ参加していただけたらと思います。