2011-01-01から1年間の記事一覧

小玉重夫先生のご講演で〆(ではない,もう1回あります)

連続講座の講演会4回が終わり,あとは来月の連続講座最終回,まとめの会合を残すところとなりました。第5回については,12月15日のブログの方に書いておきましたので,どうぞご覧いただいて,ぜひご参加ください。 さて,第4回の小玉重夫先生のご講演につい…

エジプトで図書館が燃えた。

取り急ぎ,ネットの記事(英語だが)にリンクをば。 昨日,小玉重夫先生の講演会は無事,終わりました。質疑応答もディープでありました。教育哲学者にこれからの自らの使命を考えるヒントを求めて熱く問いかけておられた学校図書館の司書さんたちが強い印象…

イザ!連続講座最終回

信楽を二度目に訪れたさい、谷寛窯さんで購入した花器。わがアパートメントの廊下によく似合う(と思ってる)。 さて,連続講座も最終回が見えてきました。今週末の土曜日が,小玉重夫先生をお迎えしての第4回。そして,最終回の第5回は次のようにおおまかに…

和田敦彦先生のご講義

グラメディア(Gramedia)というインドネシアの大きな本屋さんを,インドネシアの旅で2カ所で訪れた。ジョグジャカルタとジャカルタで。その2カ所のお店で,この写真のコーランを見つけた(ジャカルタの店舗で撮影)。ペンで指すと,読み上げてくれるのだ。…

影浦峡先生の講義から

インドネシアのイスラム(宗教)の小学校3年生向け教科書。これと別にキリスト教ほかの宗教の教科書もあるわけです。 連続講座第2回として,影浦先生に,「メディアとメディアリテラシー論者と図書館:3.11 後の放射能「安全」報道をめぐって」と題して講義…

インドネシア 〜〜 3つのプサントレンを訪れて

パベラン(Pabelan)のプサントレン(pesantren)で。お祈りの場所(ムショラ(musholla)と言ってよいのかな)なんだけれど,お祈りの時間以外はこうして,自由に使っているみたい。この写真では左は女子,右は男子で使ってるね。お祈りのときは,この奥の…

『理想の図書館とは何か』

ペスカトーレ。写真も私のケータイで。光のとりかた,ライティングがだめですな。でもって,また食べ物の話をするのも何なので・・お皿は,昨年,信楽に行って窯元うつわさんから連れて帰ってきたもの。このお皿は,店主のおじさんに購入前に説明していただ…

『原子力の腹の中で』

カルボナーラ。今夜,ひっさしぶりっに会えた,学部時代からの友人のチカさんが作ってくれて,私のケータイでぱぱっと撮ってくれたのだ。(私,がっついて,食べはじめちゃってたんだけどね。)実は,中のパンチェッタも,別の友人の手作り。絶品のカルボナ…

連続講座第1回リアクションペーパーのリンク集

まずは足立先生のブログのこちら。以下は,私に印象的であったことば。 3月11日以後、原発事故をめぐる人々の反応はさまざまだ。「専門的知識もなく、メディアの報道も信じられない」といって、何も考えない人。「東電や政府は正しい情報を開示すべきだ」と…

問題提起の衝撃

この写真は,李英才さんの工房のお皿。先日購入して,家で改めて手に持ってみたら,あまりの手触りに,作った人の心の温かさ,もの作りに対するまじめな姿勢 --要するに,"愛"だね-- がそのまま伝わってくるような気がした。「ああ私は幸せだ」と思った。直…

美輪明宏さん〜これからの学び

宝島社の「いい国つくろう,何度でも」の広告の衝撃がなんとなく消えないでおります。ケビン・メア氏の『決断できない日本』文芸春秋社,2011(文春新書821).のタイトルにも,考えさせられながら,まだ入手できておりません。判断し決断し行動する--この部…

渋谷のSPBSに行ってきました。

ここ8年くらいかな,私の髪の毛を切ってくれている美容師さんが,赤ちゃんが生まれたということで,お祝いに絵本を送ろうと決めて,思いついてSPBSに寄ってみました。銀座の教文館のナルニア国に,はじめての絵本のセットを見つけて,参考になるわと思ったの…

シティズンシップと図書館の深〜いはずの関係。

教育に関わるお仕事をなさっている方で,"シティズンシップ"を育むということを意識しておられる方は,どのくらいいらっしゃるものでしょうか。図書館関係者の皆さま,"ライブラリアンシップ"ではありません,"シティズンシップ"でございます! 今回の連続講…

リテラシー史研究から図書館のほうを見る。

今回の連続講座「情報を評価し,判断する力をいかに育むか」の第3回は,11月26日(土曜日)15時~17時を予定しており,和田敦彦先生から,「読書の歴史から学ぶ・教える」というテーマでお話いただきます。和田先生は,ご著書『書物の日米関係:リテラシー史…

情報リテラシーを実践する。

今回の連続講座「情報を評価し,判断する力をいかに育むか」の第2回は,10月29日(土曜日)を予定しています(まだ先のことですので,第2回以降の日程については,変更の可能性があることをあらかじめご了承いただければと思っています)。講師は影浦峡先生…

情報の評価・判断においてできあいのものに倚りかからずに。

今,足立正治先生の8月14日付のブログを読んで,「倚りかからずに」は,今回の連続講座「情報を評価し,判断する力をいかに育むか」の企画の趣旨を表すもっともよいことばのように思われました。この「倚りかからずに」には,足立先生に以前いただいた,野口…

連続公開講座を企画したのは・・

過去10年ほど,学校図書館について,いろいろな集まりの企画者,呼びかけ人になってきましたが,今回,移ったばかりの立教大学で早速,"連続"公開講座を開催することにしたのは,3.11後,自らの過去の社会的活動についてさまざま考えたことを,まずはひとつ…

HCEを語る会に出席してきました。

昨年度,『Here Comes Everybody:足立正治の個人史を通して考える教育的人間関係と学校図書館の可能性』の編集・出版に携わりました(目次がこちらで見られます)。この本は,自主出版ですので,数に限りがありますが,まだ私の手元に数冊残っていますので…

変わる?---問題意識はとにかくある。

変わったよね?と書いて,ブログにアップしてから,なんだか,「みんな」「変わった」という言い方が自分で気味がわるくなってみたり。。変わった,というより,変わる,変わってきている,ということかと。 この春,私自身は職場を変わって,新しい職場で適…

京都から東京に移りました。

ブログも引越いたしました。さて,古いブログでの最後の日記は,モロッコへのはじめての調査旅行でした。あれから,大学を移るということがあったために,目の前の作業に日々追われていました。日本では震災があり,原発事故がありました。一方で,北アフリ…