2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

図書館専門職養成の高度化を望む

教職大学院の半数が定員割れというニュース(例えば読売新聞のこれ)を見た数日後に、中教審答申が出て、修士課程での教員養成が提案されました。今の一種免許状と専修免許状という形から、基礎免許状と一般免許状という形になるという考えのようです。私は…

学校図書館専門職その2

改めて、議論は、学校図書館に「人」を、か、学校図書館に学校図書館専門職を、なのか、ということなのだ、ということだとわかった気がしています。ただ(いっぱい)人がいりゃいいというのじゃないですよ、職場/仕事は。 世界的にみて、学校図書館専門職の…

学校図書館専門職

悩みますが、やはり大変な危機意識があるので、また、やはり学校図書館研究者としての責任があると思ったので、書きます。私はかつて、千葉県市川市で2職種の職務分担についての調査を行い、論文を書いていますが、それは、2職種の制度の肯定、支持という私…

IFLA2012のセッション

タンペレの図書館裏に停められていた移動図書館は、日本の移動図書館の3倍か4倍の大きさだった。 さて、今回、私が顔を出したのは、寄ってみた順に、セッション95「図書館協会の戦略;今の新しい専門職を巻き込む」;セッション93「インフォメーション・リテ…

『電気じかけの俺たち:原子力の腹の中で2』

写真は、Pasila Libraryにあったオブジェ。赤ちゃんから、てっぺんのお年寄りまで。本の山をよじ上って行くんだよ。てっぺんのお年寄りが写真に収まりきってなくて、、ごめんなさい。 中尾ハジメ先生の新刊書『電気じかけの俺たち:原子力の腹の中で2』(SUR…

フィンランドの社会と図書館

能力が余ったら、あなたはどうしますか? (能力が余ったら、というと露骨な感じがしますね。余力があると感じたら、と言った方がいいかな〜) もっとも、日本にいて、能力が余ってるなあ、もてあましているなあと感じることのある人なんて、いないのかな? …

国際図書館連盟(IFLA)2012-プレコンフェレンス in タンペレ

フィンランドで開催されているIFLAの年次大会に来ています。私は、昨年、3.11と転職直後の混乱から、プエルトリコでの大会を欠席しました。一昨年はヨーテボリでの開催でしたので、今年は、"また"北欧です。 今回、私はまず、タンペレ大学で、プレ・コンフェ…

おおかみこどもの雨と雪

忙しいと言いつつ、、遊び、、、、 あ、暑い日に、太陽の下で、ちょっと小さなトマトを、ただお塩だけつけて、包丁で切ったりしないでそのまんま、かじると、、、おいしいよ!!(って誰でも知ってるか、笑) 「おおかみこどもの雨と雪」、強く強く薦められ…

「ホリスティック(総合的)な知を育む学校・図書館をつくる」

下記、公開セミナーの企画に関わりました。ちょっと、今、IFLA in ヘルシンキに発つ前に書き終えないといけない原稿に追われており、取り急ぎ、参加者募集要項を公開いたします。今回は有料のセミナーですが、またみなさまといっしょに勉強できるのを楽しみ…