ねじれの固定化?

 参院の審議に出る、学校図書館法改正の案が改めてきれいにPDFになっていたので、見た。参院でもほんとうに、審議されることになるんだなあ、感慨深い。

 教諭をもって充てられる(定員化されない)専門的な職務を掌る司書教諭
 専ら学校図書館の職務に従事する職員である学校司書

 学校司書の法制化を望んでいた人たちは、司書教諭との関係を議論しないで、とにかく学校司書を法制化させることに注力してきた。しかも、“専任・専門・正規”として。この運動の方策はあたったというのか、今回、実現することになりそう。これをどう評価するか、歴史が明らかにしてくれるとしか、この段階になったら、言えないですね。
 案外、すっきりしちゃって、もう職務
の分担もクリアになって、いいのかもね。国内だけ見てたら。ガラパゴスなんだけどさ。

(2014.6.19午後3時半過ぎ加筆、のち同日22時過ぎ一部修正)あっけなく、参院文教科学委員会も通過。なんで、1970年代安保のころのレベルの議論してるの?今、21世紀ですけど。3.11以降、日本にはほんとうに、学術研究と現実の間がつながっていないのだと無力感を感じる。大学教育がほんとうにだいじと思う。若い学生さんたちに期待するしかない。(さいしょ、参院で可決と誤って書いて、情報の混乱をお詫びいたします。)