コラボレーション、すばらし〜

 学校図書館界で、教員と学校図書館専門職のcollaborationやpartnershipが言われるようになって久しいが、以前から思っていたのだが、アートの世界のcollaborationって、すごくわかりやすくて、私たちの目指すべきものを示してくれている。
 Irving Penn氏(このサイトの作品群を見ると、彼のポートレイトのすばらしさが私のハートをつかんでくる)と三宅一生氏、田中一光氏、坂茂氏、北村みどり氏…このみなさんのコラボレーション、すばらしかった、ハァ〜。一昨日ちょこっと書いた、この展覧会です。三宅一生先生って、私の生年のころから事務所を立ち上げて、パリコレに進出して、、だからなのか、時代が私の生と思いっきりかぶっていると感じました。
 この展覧会では、私は、写真プロジェクションに感動しました。涙でましたもん。。アニメーションもかわいかった。このアニメーションの導入から、最後まで、展覧会がひとつのストーリーというか、そんなようでした。。すてきでした、ハァ〜〜。
 Irving Pennさんが三宅先生の作品を撮って、人間礼讃になっていると感じました。人間の強さの美しさをあらわしていると感じました。草間彌生嬢の次に、この展覧会を訪れて、ちょっと、よかったかもって、思いました。人間の強さを改めて確認できて。
 昨年、日本語と英語がペラペラのスリランカ人2人と話していたとき、「日本語って他の人を励ます言葉が多い!」と2人が主張していて、「"がんばって"とかさ」って言われたのですが、どうも私は納得いかないでいて…。昨日、私の英語ネイティブの知人が、私に、「 I have faith that you wil work things out because you came across as a very strong individual!」とメールに書いてきた。最近、こんなことがあってね、あんなことがあってね、っていろいろあったことを書いたことに対する、励ましのお返事メールの一行。これ、私は、すごく嬉しかった。「がんばって」なんて、意味のある言葉なんかな〜??私は、「 I have faith that you wil work things out because you came across as a very strong individual!」っていう言葉、実体のある、素敵な励ましだと思いました。ま、「あなたは強い人だから、だいじょうぶ」って、日本語でも言ったりすることもあるのかもしれないけれど、言われて反発する人もいるかもしれないけれどね、私はこの英語の一文に、とにかくちょっと心が動かされていたのだ。そして、それが、Irving Pennと三宅一生先生の写真プロジェクションと合わさって、人間(自分)の中の強さを褒めてあげたい気もちになり、感動したのであります。

 また図書館の話を最後に。麻布の校長先生が、こんなこと言ってるとな。むかし、同校の学校図書館を訪れて、フィルタリングソフトのことを聞いて、こんな記事にまとめたことがあるんだよね。校長先生の発言を読んで、なんか、やっぱり!って感じで、嬉しかった。