哲学カフェ@図書館


 恵比寿の三越に行くと必ず、地下のいたおろしというお店で山菜を求める。そのお店のお姉さんに教えていただいたとおりに、いつも、ただ煮る。これがあれば、なにもいらないというようなおかずになります。天然ものが出る時期ならもうますますたまりません。

 一本、締め切りを過ぎた原稿があるのネ。
 そんなところで、こんなふうにブログを更新しているのを、担当さんが見たら、大変なのネ。
 って、冗談じゃなくて、ほんとにそうなんですが、どうしても、忘れないうちに書いておきたいので。
 豊島区立図書館さんといわき市立図書館さんと、立教大学司書課程の共催で、講師に河野哲也先生をお迎えしての哲学カフェが、終わりました。前者は実際には、図書館の中ではなくて、豊島区の中高生センター、ジャンプ長崎というところで行いました。その日、この施設にいた高校生も加わってくださったので、そういう意味ではよかったのですが、やっぱり、図書館でやりたかったな〜。なんか、こう、せっかく盛り上がったのに、後につながるものがこうすぐ側に無いのが残念でした。図書館でやってたら、じゃ、帰りにちょっと何か読んで行こうかな、借りて行こうかなとなったと思うのね。若い人たちの、好奇心を、図書館が受けとめられたと思うのね。
 いわきは、、私も参加者の一人として輪に加わったのですが、途中から涙を隠さないといけない感じになってしまった。いわきに住む人たちの(一定程度の)本音の会話に加わらせていただいたことが、胸に沁み、そして重かったです。ぜひとも継続したい。図書館にいらしている方たちが、入館者だの貸出だのとカウントされちゃっている、そういう"数"じゃなくて、ほんとうに一人ひとり、考えていることがあって生きて動いている人間なんだということを改めて感じたよ。図書館ってすごいです、これだけの人たちが実際、行っているんですから。この人たちがただ行って黙って帰るんじゃなくて、交流する場でありたいよね。そういうしくみ作りが必要。
 来年は、わたしにとって、被災地交流元年、になると予感しております。ほんとうの意味での交流ができるようになるといいなーというわたくしの希望です。